プレイ時間は3時間ほどで、1周クリアしたのみ。
ビジュアル、ストーリー、ゲーム性、どれもが異彩を放つ「TINY & BIG」
その魅力にぐいぐい惹きこまれ、一気にクリアしてしまった。
こういうよくわからないセンス、好きです
祖父の唯一の遺産であるパンツをBIGという変態(盗んだパンツをずっと頭に被っているのだから紛うこと無き変態である)からパンツを取り返すため、TINYが色んなデバイスを駆使しBIGを追いかけるというストーリー。
TINYが使うデバイスは何でも切ってしまうレーザー、物を引っ張るロープ、そして何でも吹っ飛ばすロケットの3つ。
大抵のオブジェクトはレーザーで切ることが出来る
本作は言ってしまえば“開発者が用意した正解のないアクションパズルゲーム”である。
向こう側に渡りたいけど足場が無い?そういう時は柱を切り倒して橋代わりにしてもいいし、横の壁をバッサリと斜めに切ってそこを歩いてもいい。
この作品はパズルゲームではあるけれど、頭を捻ったり緻密な作業を強いられたりすることはない。
“自分がTINYの立場ならこうする”と思いついたことをすればいいだけなのだ。
豪快かつ大胆に、それがこのゲームを進めるうえで重要なことだと思う。
アートワークはとても素晴らしく、個性溢れる感じだったのに対しサウンドはあまり印象に残っていない。
なぜならこのゲームでは隠し要素としてカセットがステージ上に散らばっており、それを取る事により自分の好きなタイミングで好きなように音楽をかけることが出来るシステムを採用しているからである。
そのシステムは別に悪いとは言わないが、自分はわざわざメニュー画面を開いて音楽を変えて・・・と面倒なことはしないので、あくまでそれはおまけで適宜BGMを流してくれたほうがありがたかった。
この作品は公式サイト、GOG.com、GamersGate、Steamで販売されています。
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