2013年6月20日木曜日

E3雑感 -ハード編 ※06/20追記

Xbox OneとPS4の違い、MSとSONYのカンファの違いを書こうと思ったけど自分みたいに遅筆な人間だと月末までかかりそうなので詳しく書くのは止め。
軽く触れた後は絶対に買うゲーム、気になったゲームあたりを書いていく。

本体の性能差、Xbox OneとPS4はスペック表だけ見ればPS4のほうが上。メモリ、GPU共にXbox Oneよりいいものを積んでいる。まぁ、Xbox OneのGPUはまだ正式発表されていないので絶対とは言い切れないが、メモリに関しては同じ8GBとはいえDDR3とDDR5ではかなりの差がある。自分は専門的な知識はあまりないので詳しくはどこか他のサイトを見て欲しい。

E3のカンファレンス、先手はMSからだった。
本体のデザインなどは5月のうちにイベントで発表していたのでE3ではゲームソフトの紹介に注力。多くのXbox One独占ソフトが紹介された。
特にHalo for Xbox Oneが発表されてからのTITAN FALLは興奮しないほうが無理というものだ。
そしてこっそり発表された発売時期と本体価格。2013年11月発売、499USドル。ちなみに日本は世界同時ローンチ地域から外れてしまい、発売時期や価格は発表されなかった。

そしてEAとUBIを挟み始まったSONYのカンファレンス。
えー…実はMSとEAのカンファレンスが終わったあと寝てしまい、起きた時にはSONYのカンファレンスは半分くらい終わっていた。
本体が発表された時に起きていられなかったのは残念だったが、ソフトの紹介には間に合ったので良しとしたい。
既報タイトルと新規タイトルが入り交じっての発表だったが、「これだ!」と思わせてくれるようなものはキングダムハーツ3くらいしかなかった。
PS4は399USドル、2013年末のホリデーシーズンに北米と欧州にて発売、こちらも日本での発売時期や価格は未定。

ゲームソフトの独占タイトルはXbox Oneのほうが魅力的に見えた。
単純に発表されているPS4の専用タイトルが既存IPの続編か、詳細が無いものばかりというだけなのだが・・・
Eurogamerに現時点で発表されているタイトルのリストが公開されているので、まずはPS4のリストから。

PS4専用タイトル

・Basement Crawl
・Driveclub
・Infamous: Second Son
・Killzone: Shadow Fall
・Knack
・The Order: 1886
・Secret Ponchos
この中で続編は「Infamous: Second Son」「Killzone: Shadow Fall」の2つ。
名前は出てるものの詳細が出ていないのは「Basement Crawl」「The Order: 1886」の2つ。
残るは「Driveclub」「Knack」「Secret Ponchos」の3つ。

Driveclubはパッケージ版の他にPS+ユーザー向けにF2Pでも展開されるという。
開発元のEvolution StudiosはMotor Stormシリーズなどを制作しているので、レースゲームに関しては問題はないでしょう。
Knack、Japan Studio制作ということで期待。これは後で書きます。
Secret Ponchosは正直どうでしょうか・・・別にPS4専用にする必要はないかなー。
よくあるトップダウンシューターですね。

PS4独占はこんな感じ。ハード面で魅力的なところは多かったのだが、ソフト面はいまいち。
発売が近づくにつれ、ローンチタイトルなどもっと充実していくことを願う。


では次にXbox Oneのリストを見てみよう。

Xbox One専用タイトル 
・Below
・Crimson Dragon
・Dead Rising 3
・D4
・Fantasia: Music Evolved
・Forza Motorsport 5
・Halo
・Killer Instinct
・Kinect Sports Rivals
・Minecraft: Xbox One Edition
・Quantum Break
・Ryse: Son of Rome
・Sunset Overdrive
・Zoo Tycoon
Below、Superbrothers: Sword & Sworcery EP(邦題:スキタイのムスメ)で有名になったCapybara Gamesの新作 ローグライクアドベンチャーとなるらしい。
Crimson Dragonは元々Xbox360のKinect専用となるはずだったが、延期に延期を重ね、Xbox One専用タイトルとして発表された。Kinect専用だったものがコントローラーでも操作出来るようになったみたいだ。
Dead Rising 3、大量のゾンビをなぎ倒していくアクションゲーム第三弾。後で書く。
D4はレッドシーズプロファイルの開発会社が手掛ける新作だ。エピソード形式のミステリーものとなるらしい。動画を見る限り、Kinectを使うゲームのように見える。続報に期待。
Fantasia: Music Evolved、Kinectを使ったディズニーの音ゲー。ROCK BANDのチームが手掛けるようで、あまりディズニーと関係のないダンスゲームとなるようだ。
Forza Motorsport 5、フォトリアリスティックなレースゲーム。後で書く。
Halo、もちろん後で書く。
Killer Instinct、Rare社の伝説の格ゲーが復活。過去の作品は未プレイなのでどういうゲームかいまいち分からないのだが、PS4、Xbox One合わせても格闘ゲームが発表されたのはこの作品のみなので、ローンチとして売上などが気になる。
Kinect Sports Rivals、特に書くこともないような、普通のスポーツゲーム。
Minecraft: Xbox One Edition、説明不要。モンスター級タイトルがXbox Oneでも遊べます。
Quantum Break、Alan Wakeでお馴染みRemedy Entertainmentの新作。後で書く。
Ryse: Son of Rome、Crytekが手掛けるローマを舞台としたシネマティックアクションアドベンチャー。QTEが酷すぎて、FPSばかり作り続けてきた会社がアクションを作るとこうなってしまうというダメな例。売れないと思う。
Sunset Overdrive、Insomniac Gamesが送る新規IP。スタイリッシュオープンワールドということしかわからず詳細不明。
Zoo Tycoon、興味なし。

※元のリストにはLocoCycleが入っているのだが、こちらはXbox OneだけじゃなくXbox360でも出るので勝手に外させてもらった。


Xbox Oneのほうがやはり魅力的なソフトが多い。
自分はPS3とXbox360だったら後者のほうが好きな人間だが、それを差し引いても現在判明している専用タイトルを見る限りはXbox Oneのほうが面白そうなソフトが多いと感じる。
他の人の目から見てもそうなんじゃないかな?

※追記
ここより下の点線で囲ってあるXbox OneのDRM関連の話に関しては、MS側がポリシーを変更したため、意味がなくなってしまった。
MSはあまりにも批判が大きかったのか、初回セットアップ時にオンライン認証必須だが、オフラインでも制限なくゲームのプレイが可能、常時オンライン接続不要、24時間毎のオンラインチェック廃止、ディスクはXbox360と同様に中古の販売や貸し借りが可能、リージョンフリー(これに関してはまだちょっと怪しいが)、というポリシーに変更してきた。
自分はDRMの姿勢にはあまり乗り気ではなかったが、このDRMによって得られる恩恵が無くなってしまった。

・ディスク版をネット認証することにより次回からはディスクレスで起動、ということが出来なくなり従来通りディスクを入れておかなくてはいけなくなった。
・クラウド上にあるゲームライブラリの中にディスク版ゲームが含まれなくなった為、友人宅で自分のアカウントでサインインすることによりアクセス出来るゲームがDL版のみになった。
・ファミリーメンバーの廃止

革新的だったシステムが軒並み廃止、これは手痛い。
24時間毎のオンラインチェックを廃止するだけで良かったと思うんだがなぁ。
中古に関しては制限が無くなったのは確かに良いと思うが、それによりこういう次世代を感じさせるようなシステムが割を食うのは間違っている。
ディスクレスはありがたかったしファミリーメンバーはソーシャル要素を高める面白い機能だと思っていただけに残念だ。
※追記ここまで

ハードは性能面以外だと常時ネット接続必須なXbox Oneはどうかと思う。「常時接続じゃないよ!24時間に1回ネット接続するだけだよ!」ってそれ常にネット繋がっていないといけないって言ってるようなものじゃないですか。批判されるからってそういう言い訳みたいなのは言わず、「常に最新の状態にしておき、次回起動時にユーザーがイライラする原因であるアップデートを要求されないようにする」みたいな、“ユーザーが快適にXbox Oneを楽しむために必要な行為”という事を説明してくれれば良かったのに。もちろん批判は避けられなかったと思うけど、今ほど敵を作らなかっただろう。
中古ソフトに関してもXbox OneはPS4に遅れを取ってしまってる。
DL版だろうがパッケージ版だろうがクラウドに情報を保存することにより、他人の本体でも自分のアカウントでログインし、買ったゲームをプレイ出来るのはありがたい。
しかし、パッケージ版が売れるのが“一部小売店のみ”(何かしらのパートナープログラムを組んでいる店を指すものと思われる)のはいただけない。
貸し借りも出来ないのは痛い。面白いゲームを他人に勧める時、「とりあえずやってみなよ」とゲームを貸すのは昔から見られる当たり前のような光景だ。
だがしかし、ファミリーメンバーと言って自分のライブラリにいつでもアクセス出来る権限を他人に与えることが出来るシステムがあるのだが、これがどのように機能するかによって貸し借りに関しては不満がなくなるだろう。これに関してはもう、蓋を開けてみないと分からない。

PS4は中古ソフトに関して制限を設けなかった。それをカンファレンスで言うのは開発側としてはあまり心象の良いものではないだろうが、ユーザーからはかなりの支持を得た。現に、SONYのカンファレンスで一番歓声が上がったのはこの部分を説明している時だ。消費者のニーズを理解している。
海外ではPS3よりもXbox360のほうが上手だった。
発売もXbox360が1年早かったし、開発のしやすさもPS3よりXbox360の方が上だ。
辛酸を嘗めたSONYは明らかにPS4で巻き返しを図っている。
世界を席巻したPS2時代の栄光を取り戻そうとしている。
喜ばしいことだ。やはりメーカーはしのぎを削るべきだ。

自分はゲームハードが好きなのでどちらも買う予定である。
やりたい!と思うソフトが揃っているのはXbox Oneだったが、こちらのほうが売れるだろうなと思ったハードはPS4だった。
どちらも日本での発売時期が未定なのが残念なところだが、出来ればタイムラグのないように発売してほしいものだ。


余談ですが北米AmazonでXbox One Day One Editionを予約しました。
高い買い物になりそうですが、Day One実績を解除するためのコードが付いてくるとか予約しないわけにはいかないじゃないですか・・・

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