2014年6月29日日曜日

E3 2014 - 怒濤のゲームラッシュ 前編

今年もE3の季節がやってまいりました。
去年は気合いを入れて記事を書こうとして情報を集めている途中で気力が無くなって投げ出した記憶があります。すみません…
今年はだれないうちにパパッと書きます。(とか書いておきながらもう旬は逃してますが…)

E3は開催前にプレスカンファレンスがあり、今年は
・Microsoft 日本時間 06/10 01:30
・Electronic Arts 日本時間 06/10 04:00
・Ubisoft 日本時間 06/10 07:00
・SONY 日本時間 06/10 10:00
・任天堂 日本時間 06/11 01:00

という並びになっていました。去年と同じですね。

去年はMSとSONYから次世代機である「Playstation 4」と「Xbox One」の発表があったので、カンファレンスも現世代機と比べて変わったところと、次世代機だからこそ出来ることのハード面にフォーカスされていた。
ソフトに関してはローンチタイトルに注力していただけで他はティザー映像と「ここも参戦しますよ」という発表ばかりだった。
そして2013年の年末に次世代機がどちらも――と言っても日本ではXbox Oneはまだだが――発売された。
やはり新ハードはワクワクする。
カレンダーを見ながら指折り数え、まだ見ぬ、しかし長く付き合っていくであろう相棒へと思いを馳せる。
ついにその日を迎え、“新しいおもちゃ箱”を手にした瞬間、幼い頃、自分だけの宝物を手に入れた時の胸の高鳴りを思い出す―――

…まぁ、数日は触りますけど後は放置ですよね。
PS4もXbox Oneも買ったけど今ほとんど触ってないよ、って人は多いんじゃないでしょうか。
自分がそうです。単純にやるゲームがないんです。

それで今年のE3には注目していたんですよ。
次世代機が発売されて熱が落ち着いてきたところで参戦しようと思うデベロッパーもいるでしょうし、MSもSONYも大型タイトル発表することで本体の販売台数を増やそうとする筈。

そしてやはり、今年のE3は魅力的なタイトルが多く発表されたのでした。
タイトル全部紹介したいくらいですが、そういうのは情報サイトを見た方が確実に良いので単純に自分が特に興味惹かれたものの動画やリンクを貼って一言ちょちょいと書くだけにしたい…と思います。してるといいな。




Microsoft

カンファレンスは約1時間半、STBとしての動画配信サービスの機能やKinectを使った新しい体験、Smart Glassとの連携これらを一切排除し、ゲーマーのためにゲームの紹介だけをした。
これは正しい判断だったと思う。
現地にいる人よりネットを通じて見てる人の方が圧倒的に多く、その人たちのほとんどは新しいゲームに飢えているので下手に周辺機器の話をするよりはゲームの話だけをする方が良い。
MSはほんとダレる瞬間なくて、常に興奮しっぱなしだった…

・Sunset Overdrive


「ラチェット&クランク」シリーズや「RESISTANCE」シリーズを手がけたInsomniac Gamesの最新作。
飛んで跳ねて壁を走って、底抜けに明るく、高いテンションでサンセットシティに溢れるミュータントを蹴散らしていく。
こんなゲームが面白くないわけがない!
8人coopがどういうものになるのか凄い気になる。
海外では2014年10月28日に発売ということだけど、日本ではまだ未定。
でも日本のXbox.comに紹介ページがあるから、そんなにずれることは無いと思われる。


・Fable Legends


XboxのRPGといえば「Fable」
Fable Legendsはマルチプレイにフォーカスされていて、ヒーロー4人ヴィラン1人の対戦が楽しめる。
ヒーローは協力してダンジョンを攻略し、ヴィランはそれを阻止するべく、事前にトラップやモンスターを設置していく。
1本のゲームで楽しみ方が2種類ある、お得なゲームだ。
そういえばこの動画を見ていて、買ったのにプレイしていない「Dungeonland」を思い出した。
今度やってみるか…


・Halo: The Master Chief Collection


Halo:CE~Halo4までのナンバリングタイトル4作品をひとまとめにしてXbox Oneへと移植した作品。
「Halo 5:Guardians」のマルチプレイベータ発表され、そのクライアントが「Halo: The Master Chief Collection」に収録される事が分かった。
1~4の本編も1080p/60fpsで収録されているということで、昔遊んだ人もまた楽しむことが出来そうだ。
海外では2014年11月11日発売、今までのHaloの発売日を考えると、ほぼ同時に出るだろう。


・ID@Xbox


Xbox Oneではこんなにもインディーズゲームが出ますよ、という発表もされた。
MSもSONYも次世代機ではインディーズを支援する動きがかなり活発になっている。
最初はインディーズへの対応はSONYの方が一歩先を行っていた印象だったのだが、MSも本腰を入れてきているのでインディーズ界隈はこれからもっと盛り上がっていきそうだ。

この動画に出てくる中で気になったもの:
Below
Cuphead
Earthlock: Festival of Magic
Forced
Hyper Light Drifter
INSIDE
Mighty No.9
There Came An Echo
White Night
Woolfe: The Red Hood

中でも特に「Below」「Hyper Light Drifter」「INSIDE」「Woolfe:The Red Hood」は発売されたらすぐに買ってしまいそう。


・PHANTOM DUST


初代Xboxの名作、「PHANTOM DUST」がまさかの新作発表!
知る人ぞ知る、という感じの作品ですよね。自分はやったことありませんが…
面白いという話は何度も聞いていたので買おうと思ったこともあるのですが、いかんせん何処にも売ってない。
この発表により手に入りにくい前作がもっと手に入りにくくなるでしょうね。


・SCLAEBOUND


「Devil May Cry」や「BEYONETTA」でおなじみ神谷英樹氏の最新作がXbox Oneオンリータイトルとして発表。
プラチナゲームズは世界的に見ても一級品のアクションゲームを作る会社なので安心してプレイすることが出来る。
詳細がまだ不明なので、続報に期待。


・Crackdown(ライオットアクト)


Xbox360で出た「ライオットアクト」シリーズ最新作がサプライズ発表された。
1作目が凄い好きで、友人と何日もパシフィックシティを暴れまわ…治安を守るために戦った。
トゥーンシェーディングにより今でも古くささを感じない見た目なので、やったことない人は是非やってみてほしい。
ちなみに2は微妙。

去年はSONYのカンファレンスのほうが面白かったのだが、MSもそれが分かっていたのか今年は“E3はどのような人達が見るか”というのを考え直し、ゲーマーに訴求する一時間半を作り上げたと思う。
Phil Spencerに拍手。



Electronic Arts

何かとゲーマーからは敬遠されがちのEA(そのほとんどの原因は安定しないサーバーにある)だが、持っているIPは魅力的なものが多く、なんだかんだ言いつつも期待してしまうところがある。
しかし今年は半分がEAスポーツの発表であまり面白くなかった。
いや、スポーツゲーム好きには良いカンファレンスだったのかもしれないけど…

・Battlefield Hardline


「Dead Space」シリーズを手がけたVisceral GamesがDICEとのコラボレーションにより開発が進められているBattlefiled最新作。
Dead Space 3発売の一年以上前から開発が始まっているとのことなので、Dead Space 3の出来が微妙だったのはそのせいなのかと勘ぐってしまう…coopゲームとして見ればオモシロカッタデスヨ?
今作は警察と犯罪組織の攻防が描かれるということで、BFのナンバリングシリーズとは違う側面を見せてくれそう。
Battlefieldは「Call of Duty」を意識しすぎている感じがあったので、このように独自色を出していってくれるのは大歓迎。Xbox One版を早速予約させてもらった。発売が楽しみだ。


・Mirror's Edge


俺たちのフェイスが帰ってきた!!!!
パルクールアクションを一人称視点でプレイするという新しいスタイルでスマッシュヒットを飛ばした「Mirror's Edge」に続編が登場。去年ではアナウンスだけのティザートレーラーだったが、今年はコンセプト映像だけで、またもやファンをやきもきさせるだけだった。
去年のトレーラーを見た時は、1の続きというより前日譚を描くのではないかと想像していたのだが果たして。
自分はこのゲームのファンだったので、続編にも期待したい。


・Dragon Age: Inquisition


Biowareの絶大な人気を誇る「Dragon Age」シリーズ最新作。
ハイファンタジーの世界観が好みなので1から買ってはいるけれど、どうにもRPGを長く続けられない病にかかってしまっていてクリアはしていない。
誰かこの病を治してくれ。俺はこれをやりたいんだ。


EAは昔はローカライズに力を入れていたけど、現世代機になってからは結構投げやりな感じになっていたので、次世代機では本腰を入れてもらいたい。
まぁ、Dragon Age: IquisitionがEA自身でローカライズみたいなので期待はしてる。
後はサーバーをどうにかしてくれれば…


Ubisoft

UBIもEAと同じく巨大なIPを持つメーカーの一つ。
「Tom Clancy's ○○」というタイトルのゲームを見たことがあると思うが、それらは全てUBIが出している。
個人的にはEAよりも好きなメーカーだ。


・Tom Clancy's The Division


去年のE3でサプライズ発表されたMOTPS「The Division」
Snowdrop Engineという新しいエンジンを採用しており、これまでにない描写力を特徴としている。
もちろん、グラフィックの綺麗さはゲームの面白さに直結するものではないのは分かっているが、「あぁ、これがゲームで動かせるようになるのか」というワクワク感はゲームをするうえで必要だと思っている。その点ではThe Divisionは合格。
発売が2015年に延びてしまったのは残念だがどうせなら満足いくまで作り込んでほしいものだ。


・Assassin's Creed Unity


次世代機とPCのみの発売となる「Assassin's Creed」シリーズ最新作。
Assassin's Creedと言えば、群衆に紛れるソーシャルステルスという新しいジャンルを確立した作品。
ソーシャルステルスだけでなく、あらゆる壁をなんなく登っていき、屋根の上を飛び回る姿は正に「アサシン」と言った感じで動かしていて楽しかった。
一作目はその目新しさから一気にクリアしたが、おつかい要素が強く、戦闘もカウンターが強すぎてバランス崩壊してしまっていた(ラスボス以外のボスですら一撃で殺せる)のが残念だった。
二作目はさすがに調整してきたが、やはりおつかでい走り回されるので、途中で飽きてしまってクリアしていない。勿体ないですよね…
Unityはcoopもあるみたいで、それがどのように作用するのか楽しみ。


・Rainbow Six Siege


UBIカンファのラストにてサプライズ発表された「Rainbow Six」シリーズ最新作。
ああもうこれ次世代機でリメイクされたSWAT4ですわ絶対面白い早くやりたい皆でブリーチングして家を穴だらけにしたい…!
2011年に発表された「Rainbow 6 Patriots」はUBIの品質基準を満たしていなかったという理由で作り直しになり、このSiegeが作られたとか。
まぁ、後々Patriotsも出てきそうですけどね。


2012年「Watch Dogs」、2013年「The Division」、2014年「Rainbow Six Siege」とUBIのサプライズには毎年驚かされる。
こういうサプライズがあるからこそ、眠い目をこすりながらE3の生中継を見る価値があると思うんですよね。



とりあえずここまで。
思った以上に気になったゲーム多くて長くなってしまったので前後編に分けます。

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