2014年6月29日日曜日

E3 2014 - 怒濤のゲームラッシュ 後編

前の記事に動画をペタペタ貼っていたら長くなってしまったので前後編に分けました。
前編は「Microsoft」「Erectronic Arts」「Ubisoft」の気になるゲームを紹介したので、後編は「SONY」「任天堂」「その他」の気になるゲームをペタペタ貼っていきます。

自分で書いていてなんですが、E3会場に足を運んでプレイしたわけでもない、速報性もない、考察があるわけでもないのにこういう記事を書いて何の意味があるのかと思いますが、まぁ、ブログなんて自己満の場なんでこれくらい良いですよね。





SONY

去年のSONYは攻めていた。
直前に行ったMSのカンファレンスを完全に食っていた。
Xbox Oneの性能は悪くなかったのだが、PS4がそれを上回っていたからだ。
Xbox Oneは「リビングにこれ一つあれば良い」というゲーム機としてだけでなく、Set Top Boxとしての機能を前面に押し出してきたが、PS4は「これはゲーム機です。動画を見る箱ではありません」といった感じでゲーマーに訴えかけてきた。
さて、今年はどうだったのでしょうか。


・Destiny


皆大好きBungieの最新作「Destiny」
海外ではXbox360/Xbox One/PS3/PS4の4機種で発売予定なのですが、日本ではPSプラットフォームオンリーになったという事でSONYのところに書かせてもらった。
それに加えPS限定コンテンツの発表もあり、それが火星を舞台にしたミッションや、武器、シップといったものになっていて、力を入れているのが分かる。
日本版もこれらは実装されるだろうから、今から楽しみである。
そういえば白いDestiny同梱の白いPS4も発表されたけど、これも日本発売と同時に出るのかな?
限定フェイスプレートとかあったりしたら欲しいのだけれど。


・Bloodborne


FROM SOFTWARE × JAPANスタジオのコラボ再び。
あっさりと殺されるものの、気を抜かず注意していればクリア出来る絶妙なバランスでドMゲーマーを多数生み出した「Demon's Soul」
なんというか、Demon's Soulは頑張ってクリアしたけど、Dark Soulsがハマらなかったので個人的にはこっちのほうが凄い楽しみ。
また初見殺しや不意打ちにより死を積み重ねていくのかと思うと今からワクワクが止まらないですよね!


・No Man's Sky


このゲームを映像だけで語るのは難しい。
ゲームというものは遊ぶための“目標”が必要であり、その目標を達成するために行動を起こさねばならないのだが、このゲームはまだ目標が語られていないからだ。
ただ、暖色を基調としたグラフィックや、広大な世界を彷彿とさせる宇宙空間は見ていて「こいつなら何か、今までに無い体験をさせてくれるんじゃないか」と期待させられる。
「俺たちはこういいうゲームが作りたいんだ!」という意志が感じられるインディーズゲームはやはり良い。


・Grim Fandango


コミックアドベンチャーの第一人者、Tim Schafer氏の傑作として名高い「Grim Fandango」がPS4とPS Vitaにてリメイクされる事が決まった。
詳細は不明ながらも、Tim Schafer率いるDouble Fineがリメイクを手がけるという事で、安心。
昔からやってみたくて探してはいるのだが、日本で手に入れようとすると高騰してて手が出せなかったのでこういう形で物語に触れられるのはとてもありがたい。
出来れば…ローカライズして出してくれると良いのだけれど…Double Fineのゲームは日本語で出る事少ないのでどうなるやら…


・LET IT DIE


ガンホーとグラスホッパー・マニファクチュアが手がける新規IP「LET IT DIE」
「あれ?その二つの会社見たことあるぞ…」と思った人は鋭い。
そう、このゲームは過去に発表された「リリィ・ベルガモ」がマッシブな方向へ進化した作品だ。
…いや、流石に変わりすぎだろう。これはこれとしてリリィ・ベルガモも出して欲しいものだが。
須田ゲーはいつも雰囲気は面白そうなのにゲーム性がそれに伴っていないので、今作はどうなっているのか気になる。


SONYは新規発表が少なくて「おお!」と驚く瞬間があまり無かった。
個人的に一番テンション上がったのは「Grim Fandango」のリメイクが発表された瞬間だったな。


任天堂

任天堂は去年と同じく動画での参戦。
Nintendo Directは社長の“いわっち”こと岩田聡氏がはっちゃけてる事で有名ですが、今回もNIntendo of Americaのレジナルド・フィサメィ氏と遊びに遊んでましたね。
その遊びもちゃんと発表へと繋がっているところが任天堂らしいというか何というか…


・大乱闘スマッシュブラザーズ for Wii U/3DS


まぁ、買いますよね。
ソニック、ロックマン、パックマンと80~90年代のテレビゲーム黎明期を代表する各社のマスコットキャラクターが参戦するということで注目を浴びている。
これだけのお祭りゲームは任天堂でしか作れないんじゃないか?
ここまで来たらSONYのトロとか、MSのマスターチーフも参戦すりゃ面白いのに。
トロの等身はスマブラにぴったりだし、前作の「X」でもコナミのスネークが参戦してるのだからマスターチーフのようなリアル系も全然いけると思うんだが。
3DS版は2014年9月13日発売ということでもう予約は済ませましたし、Wii U版も冬発売予定みたいなので予約始まったらすぐに予約します。




Wii Uのゼルダの伝説といえば、2011年のWii U本体発表時にテックデモ映像が流れたが、それはあくまでWii U本体の実力を見せる為のデモであり、ゲームとしては作っていないという話だった。
しかし今回、ようやく、Wii U用の新作としてゼルダの伝説が発表された。
プレゼンテーションを行った青沼英二氏曰く、マップに継ぎ目のない広い世界、いわゆるオープンワールドタイプのゲームになると言う。
日本産のオープンワールドRPGは珍しいので、応援していきたい。




モノリスソフトが送る「ゼノ」シリーズ最新作。
Wiiで出た「ゼノブレイド」の続編…かな?ゼノブレイドをやっていないのでよく分からないが、タイトルの通りなら続編だろう。FFやDQのようにナンバリングされていても続編ではない可能性もあるから絶対とは言えないけれど。
ロボの雰囲気が好みなので買う予定。
発売は2015年との事だが、早く出てくれるよう願う。


・Splatoon


今回のDirectで一番話題をさらったのはこれだったんじゃなイカってくらい騒がれた「Splatoon」
イカ娘たちがカラーギャングよろしく街中を自分たちのチームカラーで染める陣取りゲームをインクの詰まったおもちゃの銃で繰り広げる。
動画を見ていて思ったのがこのゲームの肝は“敵を倒さなくてもチームに貢献出来る”ところにあると思う。
キャラクターはイカに変身することができ、その状態だと自分たちのカラーのインクの中を潜り高速移動することが出来るようになるのだが、移動中に敵のインクに飛び込んでしまうと移動速度が半減し、敵の的になりやすくなってしまう。
そういった状況に陥らないようにきちんと道を確保しておく必要があり、その為に動き回るのも必要なので敵を倒すのが苦手な人でもチームの為に頑張れる。
コアゲーマーを取り入れるのにはシューターは必要だと思うが、それでも任天堂らしい味付けなのはさすがと言ったところか。
ただ、こういうゲームは騒ぐだけ騒いでおいて実際発売されると騒いでいた人達は買わないイメージがあるので皆さん発売されたらちゃんと買いましょうね?


・Devil's Third


過激描写があるためか、Nintendo Directでは流れなかったのだが、板垣伴信氏率いるヴァルハラゲームズが開発中の「Devil's Third」がWii Uオンリータイトルとして開発中ということが明らかにされた。
元々THQから発売される予定だったのだが、THQが倒産したためどうなるのか注目されていたが、任天堂が拾った形になったようだ。
それよりも驚きなのが主人公の大幅な変更。
あの耳なし芳一を彷彿とさせるハゲは何なんですかね。前の顔に大きな十字傷のあるおっさんのほうが良かった。
板垣氏は前に「NINJA GAIDEN」シリーズを手がけていたため剣戟アクションについては大丈夫だと思うが、Devil's Thirdは銃も扱うようなのでそこをどのように仕上げてくるかが見物か。
銃と剣のアクションゲームというと板垣氏と犬猿の仲である神谷氏の「Devil May Cry」を思い出すけれど(名前にもDevilってあるし)、果たしてどうなるやら。


任天堂、盛り上がりましたね。
ゲーム業界はMSとSONYの対立が描かれる事が多いですが、任天堂はその対立から良くも悪くも一歩引いているというか、ゲーマーを囲い込もうと深みにハマってる二社をひょいと飛び越え、浅く広くみんなに認知されているというか。任天堂の「万人受け」の考えが徹底されてるんでしょうね。
まぁ…そのせいでサードパーティーが売れないという他とは違った深みにもハマってる気がしますが。



その他

E3で発表されたものはカンファレンスで流れたものだけじゃない!
というわけでその他。
ここは別に動画とか貼らず情報サイトのリンクだけにしようかなと。
長いし、重いし、疲れたし。


・Kingdom Under Fire Ⅱ - 4Gamer.net
MMORPGにアクションとRTSの要素を足したようなゲーム。
なるほど分からん。
実際に触ってみるまではどういうゲームか、動画だけでは判断しにくいので何とも言えないけれど、「プレイしたい!」と思わせる魅力はあるタイトルだと思う。
発表当時はPC/PS3/Xbox360での発売だったが、いつのまにかPC/PS4だけになっているし、日本の公式サイトもいつの間にか潰れているのでどこから突っ込めばいいのか分からないが、本当に日本で出るのか?
F2Pタイトルになるらしいので出たらプレイする人は多いと思うが…
とりあえず続報待ち。


・Stratus XL - 4Gamer.net
iOS用のコントローラー。欲しい。
リンク先だと“PlayStation 3用の「DUALSHOCK 3」とよく似た,ゲームパッドとしてはオーソドックスなデザイン”と書いてあるけどどう見てもXbox Oneのコントローラーにそっくり。
DUALSHOCKと同じなのは十字キーと左スティックの位置だけじゃないですかやだー。


・ALIENWARE Alpha - 4Gamer.net
Steam Machinesとはまた別の、Alienwareなりにリビングに置かれることを目的としたゲーミングPC。
OSにはWin8.1が乗っているが、インターフェースはオリジナルのものでPC起動してからゲームで遊ぶまで全てXbox360コントローラーで動かせるということでゲーム機としての側面が強い。
コントローラー未対応のゲームや、Steam以外のゲームなど、リンク先の説明を見る限りまだまだ改良する余地は必要だと思うが、こういう変なものは好きなので気になる。
もう少し安ければ良かったんだけどな。


・Dreadnought - doope!
Spec Ops: The Lineが良く出来ていたので自分のお気に入りデベロッパー入りしたYager Developmentの最新作。
次世代機向けのAAAタイトルが開発中というのはHPに書いてあったが、それは今回のE3で発表された「Dead Island 2」の事だったが、同時に発表されたこのDreadnoughtのほうが気になる。
戦艦のデザインだけで期待が高まるよね。


・Titanfall: Free The Frontier



Titanfallの実写映像作品のE3 2014トレーラー。これは動画貼った方が良いと思ったので貼った。
ゲームの雰囲気をよく表してるので本編が今から楽しみ。



今年のE3はカンファレンス以外にOUYAの新機種が発表されないかなと秘かに期待していたのに全く触れられなかったのは非常に残念。
OUYA公式でE3 2014ページ作っているのに…
このページにはOUYA独占タイトルが多く出典されてるかのように書かれてるけど、「THRALLED」と「TOTO TEMPLE DELUX」と「Reagan Gorbachev」の3つは独占だが残りの3つはPCでも出るので独占ってわけじゃない。
OUYAがkickstarterで注目を浴びてからアホみたいにAndroidベースのゲーム機が発売されたけど悉くが爆死して、OUYA自体も発売されて以降はほとんどニュースにならないのでここらで一発カマしてほしかったんですけどね。
毎年スペックが刷新されていくって言ってたじゃないですか…出たら買いますよ…

そういえば、Androidゲーム機と言えば「Game Stick」や「NVIDIA SHIELD」などと一緒に「Gamepop」っていうゲーム機も発表されたんですよね。
自分はこれ予約してあるんですけど、たまーーーに情報出てくるけど発売される様子が全くないのですが一体どうなってるんですかね。今年の3月には発売まで秒読みかのような情報出てましたけどそれ以降沈黙してますよ。



なんか最後愚痴になってしまいましたがまぁ、E3自体は概ね良かったんじゃないかと。
次世代機が発表された去年には及ばずともそれなりに興奮出来る発表が多かったですからね。
以上、終わり。

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