2013年6月24日月曜日

E3雑感 -ソフト 独占タイトル編

E3でのハード関係の話は終わったのでソフトに関しての話をしましょう。
まぁ、ただ気になったゲームの動画を貼るだけの記事です。
とりあえず次世代機のゲームから。

PS4

気になったのは「Killzone:Shadow Fall」「Knack」の2つ。

Killzone:Shadow Fall
オランダが誇る職人集団Guerrilla Gamesの最新作。
Killzone 2が発表された時の興奮を超えることはなかったが、やはりグラフィックは次世代を感じさせる出来だった。
自分はこのシリーズが好きで(と言っても3だけは未プレイだが・・・)PS4で出るShadow Fallも楽しみにしている。
Killzone 3から30年後、ヘルガストとヴェクタ市民の対立を描くストーリーとなるようだ。
KillzoneシリーズはPS Vitaでも「Killzone:Mercenary」という外伝の発売を控えており、こちらはGuerrilla Gamesの子会社であるGuerrilla Cambridgeが開発を手掛けていて、携帯ゲーム機とは思えないクオリティで話題になった。
Shadow Fallが発売される前に3とMercenaryをクリアしておきたいものだ。




Knack
実は次世代機のゲームの中で一番凄いグラフィックはこれなんじゃないかと思ってるゲーム。
シャドウ関係が明らかに他のものより突出していように見えるのですがどうでしょう。
ピクサーの映画を自分で動かせるような、そんな気分にさせてくれそうですね。
クラッシュ・バンディクーやラチェット&クランクを手掛けたマーク・サーニーの新作ということで、大人も子供も楽しめるアクションゲームとなりそう。



PS4専用で魅力的なタイトルがあまりにも少ないのは問題だ。
やはりゲーム機である以上、やりたいと思えるソフトがないと本体を買う意味が無い。
まぁ、自分は“ゲーム機”が好きなので予約したが・・・


Xbox One

気になったのは「Dead Rising 3」「Forza Motorsport 5」「Halo」「Quantum Break」の4つ。

Dead Rising 3
一作目は洋ゲーをかなり意識して作られた和ゲーであったが、二作目から開発が海外に変わり、三作目ではパブリッシャーもMicrosoft Studiosになるということで完全なる洋ゲーとなってしまった。
和ゲーが海外でヒットするのは嬉しいことだが、それで海外に取られてしまっては元も子もないような気がするが・・・
しかし、やはりこの大量のゾンビをなぎ倒していく感覚はDead Risingでしか味わえない。
E3でアナウンスされた時の海外の人達の盛り上がり方は凄かった。やはり外人はゾンビが大好きなんだなぁ。
時間制限がなくなり、存分にオープンワールドでゾンビと戯れることで出来るようになったらしい。
楽しみだ。



Forza Motorsports 5
動画を見る限り、実写と見分けが付かないレベルになってきたレースゲーム。
今までForzaシリーズに手を出してなかったのだが、5はさすがに手を出さずにはいられないと思った。
リアルに近づくことがゲームの面白さに繋がるとは思っていない。だがしかし、美しい物に心動かされることは確かだ。
次世代機によってまた一歩、グラフィックは高みに登ったのだ。



Halo
Bungieが生み出し、Xbox、そしてXbox360にて絶大な人気を得た「Halo」シリーズ。
生みの親であるBungieと別れを告げ、新たに343 Industriesがマスターチーフの物語を紡いでいく。
まぁ、正直Halo4は始まりからワクワク感がなくて1時間ちょっとで飽きてやめてしまったのだけれど・・・
勿体無いとは思うので今年中にはプレイしたいと思う。
343はリクレイマーの物語をトリロジーではなくサーガとして広げていくようだ。
やっぱりXboxはHaloがなきゃ始まらないよね。



Quantum Break
アラン起きてでお馴染みRemedy Entertainmentが送る最新作。
テレビドラマと連動してストーリーが進んでいくらしい。
Remedyらしい映画とゲームの融合を模索した作品となりそうだ。
まだストーリーも、どういったジャンルの作品になるかも不明だが、次世代機で見せてくれるであろう“Remedy節”に期待したい。




次世代機の独占タイトルで気になるのはこれくらいかな。
やはり新作ゲーム機が発表された後のワクワク感は良い。
新しい情報が出る度に興奮出来る。
次世代機の発売が待ち遠しい。

次はマルチタイトルで気になるゲームの記事を書く。

2013年6月20日木曜日

E3雑感 -ハード編 ※06/20追記

Xbox OneとPS4の違い、MSとSONYのカンファの違いを書こうと思ったけど自分みたいに遅筆な人間だと月末までかかりそうなので詳しく書くのは止め。
軽く触れた後は絶対に買うゲーム、気になったゲームあたりを書いていく。

本体の性能差、Xbox OneとPS4はスペック表だけ見ればPS4のほうが上。メモリ、GPU共にXbox Oneよりいいものを積んでいる。まぁ、Xbox OneのGPUはまだ正式発表されていないので絶対とは言い切れないが、メモリに関しては同じ8GBとはいえDDR3とDDR5ではかなりの差がある。自分は専門的な知識はあまりないので詳しくはどこか他のサイトを見て欲しい。

E3のカンファレンス、先手はMSからだった。
本体のデザインなどは5月のうちにイベントで発表していたのでE3ではゲームソフトの紹介に注力。多くのXbox One独占ソフトが紹介された。
特にHalo for Xbox Oneが発表されてからのTITAN FALLは興奮しないほうが無理というものだ。
そしてこっそり発表された発売時期と本体価格。2013年11月発売、499USドル。ちなみに日本は世界同時ローンチ地域から外れてしまい、発売時期や価格は発表されなかった。

そしてEAとUBIを挟み始まったSONYのカンファレンス。
えー…実はMSとEAのカンファレンスが終わったあと寝てしまい、起きた時にはSONYのカンファレンスは半分くらい終わっていた。
本体が発表された時に起きていられなかったのは残念だったが、ソフトの紹介には間に合ったので良しとしたい。
既報タイトルと新規タイトルが入り交じっての発表だったが、「これだ!」と思わせてくれるようなものはキングダムハーツ3くらいしかなかった。
PS4は399USドル、2013年末のホリデーシーズンに北米と欧州にて発売、こちらも日本での発売時期や価格は未定。

ゲームソフトの独占タイトルはXbox Oneのほうが魅力的に見えた。
単純に発表されているPS4の専用タイトルが既存IPの続編か、詳細が無いものばかりというだけなのだが・・・
Eurogamerに現時点で発表されているタイトルのリストが公開されているので、まずはPS4のリストから。

PS4専用タイトル

・Basement Crawl
・Driveclub
・Infamous: Second Son
・Killzone: Shadow Fall
・Knack
・The Order: 1886
・Secret Ponchos
この中で続編は「Infamous: Second Son」「Killzone: Shadow Fall」の2つ。
名前は出てるものの詳細が出ていないのは「Basement Crawl」「The Order: 1886」の2つ。
残るは「Driveclub」「Knack」「Secret Ponchos」の3つ。

Driveclubはパッケージ版の他にPS+ユーザー向けにF2Pでも展開されるという。
開発元のEvolution StudiosはMotor Stormシリーズなどを制作しているので、レースゲームに関しては問題はないでしょう。
Knack、Japan Studio制作ということで期待。これは後で書きます。
Secret Ponchosは正直どうでしょうか・・・別にPS4専用にする必要はないかなー。
よくあるトップダウンシューターですね。

PS4独占はこんな感じ。ハード面で魅力的なところは多かったのだが、ソフト面はいまいち。
発売が近づくにつれ、ローンチタイトルなどもっと充実していくことを願う。


では次にXbox Oneのリストを見てみよう。

Xbox One専用タイトル 
・Below
・Crimson Dragon
・Dead Rising 3
・D4
・Fantasia: Music Evolved
・Forza Motorsport 5
・Halo
・Killer Instinct
・Kinect Sports Rivals
・Minecraft: Xbox One Edition
・Quantum Break
・Ryse: Son of Rome
・Sunset Overdrive
・Zoo Tycoon
Below、Superbrothers: Sword & Sworcery EP(邦題:スキタイのムスメ)で有名になったCapybara Gamesの新作 ローグライクアドベンチャーとなるらしい。
Crimson Dragonは元々Xbox360のKinect専用となるはずだったが、延期に延期を重ね、Xbox One専用タイトルとして発表された。Kinect専用だったものがコントローラーでも操作出来るようになったみたいだ。
Dead Rising 3、大量のゾンビをなぎ倒していくアクションゲーム第三弾。後で書く。
D4はレッドシーズプロファイルの開発会社が手掛ける新作だ。エピソード形式のミステリーものとなるらしい。動画を見る限り、Kinectを使うゲームのように見える。続報に期待。
Fantasia: Music Evolved、Kinectを使ったディズニーの音ゲー。ROCK BANDのチームが手掛けるようで、あまりディズニーと関係のないダンスゲームとなるようだ。
Forza Motorsport 5、フォトリアリスティックなレースゲーム。後で書く。
Halo、もちろん後で書く。
Killer Instinct、Rare社の伝説の格ゲーが復活。過去の作品は未プレイなのでどういうゲームかいまいち分からないのだが、PS4、Xbox One合わせても格闘ゲームが発表されたのはこの作品のみなので、ローンチとして売上などが気になる。
Kinect Sports Rivals、特に書くこともないような、普通のスポーツゲーム。
Minecraft: Xbox One Edition、説明不要。モンスター級タイトルがXbox Oneでも遊べます。
Quantum Break、Alan Wakeでお馴染みRemedy Entertainmentの新作。後で書く。
Ryse: Son of Rome、Crytekが手掛けるローマを舞台としたシネマティックアクションアドベンチャー。QTEが酷すぎて、FPSばかり作り続けてきた会社がアクションを作るとこうなってしまうというダメな例。売れないと思う。
Sunset Overdrive、Insomniac Gamesが送る新規IP。スタイリッシュオープンワールドということしかわからず詳細不明。
Zoo Tycoon、興味なし。

※元のリストにはLocoCycleが入っているのだが、こちらはXbox OneだけじゃなくXbox360でも出るので勝手に外させてもらった。


Xbox Oneのほうがやはり魅力的なソフトが多い。
自分はPS3とXbox360だったら後者のほうが好きな人間だが、それを差し引いても現在判明している専用タイトルを見る限りはXbox Oneのほうが面白そうなソフトが多いと感じる。
他の人の目から見てもそうなんじゃないかな?

※追記
ここより下の点線で囲ってあるXbox OneのDRM関連の話に関しては、MS側がポリシーを変更したため、意味がなくなってしまった。
MSはあまりにも批判が大きかったのか、初回セットアップ時にオンライン認証必須だが、オフラインでも制限なくゲームのプレイが可能、常時オンライン接続不要、24時間毎のオンラインチェック廃止、ディスクはXbox360と同様に中古の販売や貸し借りが可能、リージョンフリー(これに関してはまだちょっと怪しいが)、というポリシーに変更してきた。
自分はDRMの姿勢にはあまり乗り気ではなかったが、このDRMによって得られる恩恵が無くなってしまった。

・ディスク版をネット認証することにより次回からはディスクレスで起動、ということが出来なくなり従来通りディスクを入れておかなくてはいけなくなった。
・クラウド上にあるゲームライブラリの中にディスク版ゲームが含まれなくなった為、友人宅で自分のアカウントでサインインすることによりアクセス出来るゲームがDL版のみになった。
・ファミリーメンバーの廃止

革新的だったシステムが軒並み廃止、これは手痛い。
24時間毎のオンラインチェックを廃止するだけで良かったと思うんだがなぁ。
中古に関しては制限が無くなったのは確かに良いと思うが、それによりこういう次世代を感じさせるようなシステムが割を食うのは間違っている。
ディスクレスはありがたかったしファミリーメンバーはソーシャル要素を高める面白い機能だと思っていただけに残念だ。
※追記ここまで

ハードは性能面以外だと常時ネット接続必須なXbox Oneはどうかと思う。「常時接続じゃないよ!24時間に1回ネット接続するだけだよ!」ってそれ常にネット繋がっていないといけないって言ってるようなものじゃないですか。批判されるからってそういう言い訳みたいなのは言わず、「常に最新の状態にしておき、次回起動時にユーザーがイライラする原因であるアップデートを要求されないようにする」みたいな、“ユーザーが快適にXbox Oneを楽しむために必要な行為”という事を説明してくれれば良かったのに。もちろん批判は避けられなかったと思うけど、今ほど敵を作らなかっただろう。
中古ソフトに関してもXbox OneはPS4に遅れを取ってしまってる。
DL版だろうがパッケージ版だろうがクラウドに情報を保存することにより、他人の本体でも自分のアカウントでログインし、買ったゲームをプレイ出来るのはありがたい。
しかし、パッケージ版が売れるのが“一部小売店のみ”(何かしらのパートナープログラムを組んでいる店を指すものと思われる)のはいただけない。
貸し借りも出来ないのは痛い。面白いゲームを他人に勧める時、「とりあえずやってみなよ」とゲームを貸すのは昔から見られる当たり前のような光景だ。
だがしかし、ファミリーメンバーと言って自分のライブラリにいつでもアクセス出来る権限を他人に与えることが出来るシステムがあるのだが、これがどのように機能するかによって貸し借りに関しては不満がなくなるだろう。これに関してはもう、蓋を開けてみないと分からない。

PS4は中古ソフトに関して制限を設けなかった。それをカンファレンスで言うのは開発側としてはあまり心象の良いものではないだろうが、ユーザーからはかなりの支持を得た。現に、SONYのカンファレンスで一番歓声が上がったのはこの部分を説明している時だ。消費者のニーズを理解している。
海外ではPS3よりもXbox360のほうが上手だった。
発売もXbox360が1年早かったし、開発のしやすさもPS3よりXbox360の方が上だ。
辛酸を嘗めたSONYは明らかにPS4で巻き返しを図っている。
世界を席巻したPS2時代の栄光を取り戻そうとしている。
喜ばしいことだ。やはりメーカーはしのぎを削るべきだ。

自分はゲームハードが好きなのでどちらも買う予定である。
やりたい!と思うソフトが揃っているのはXbox Oneだったが、こちらのほうが売れるだろうなと思ったハードはPS4だった。
どちらも日本での発売時期が未定なのが残念なところだが、出来ればタイムラグのないように発売してほしいものだ。


余談ですが北米AmazonでXbox One Day One Editionを予約しました。
高い買い物になりそうですが、Day One実績を解除するためのコードが付いてくるとか予約しないわけにはいかないじゃないですか・・・

2013年6月13日木曜日

Mervel Heroes -Mervelの皮を被ったDiablo

Diabloを生んだBlizzardの元プログラマーであるDavid Brevik氏が立ち上げた会社「Gazillion Entertainment」が開発したMervelキャラが暴れまくるMMORPG「Mervel Heroes」
Free-to-Playということで、少し触ってみた。

色々なヒーローを操れるとのことだが、最初に選べるのは、
デアデビル・ストーム・ホークアイ・スカーレットウィッチ・シング
の5人。
何故このチョイスなのか謎。デアデビルさんとホークアイさんなんて他人よりちょっと凄いってだけでただの一般人ですからね。ストームさんはMervelキャラの中でもチート中のチートなのにね。
誰を選んでも後々アンロックコインを手に入れるか、課金すれば他のキャラも選べるとのことなので自分はスカーレットウィッチを選んだ。
マグニートーの娘ということで、この人も中々のチートキャラ。因果律を操り事象を自分の優位に持っていきます。たびたび世界滅ぼしかけます。
OPにて刑務所から数多のヴィランが解き放たれた事が説明される。
プロローグではボスとしてグリーンゴブリンと戦うことに。結構硬いし攻撃力も高いし苦戦させられるのでヒールガンガン使いましょう。ポットがぶ飲み系H&Sと同じですよ。
作りはDiablo2に似てる。アクションRPGというか、まんまH&Sなのでそういうのが好きな人は普通に遊べる。
フィールドからミッション用ダンジョンに潜った時に自動的にPT組まれて知らない人とダンジョン攻略することになったのだけれどこれはオン/オフ切り替えあるのかな。
ボスは動きにパターンがあるので、ソロでもやろうと思えばいける。今まで戦ったボスは全員範囲攻撃を持ってるので近接キャラでは少しキツイか。デアデビルのコインを手に入れたので切り替えてプレイしてみたが、遠距離のキャラのほうが動きを見て避けやすい。回避行動があれば近接でもある程度戦えるのだろうけど…

Diablo2が好きで、Mervelも好きな人は遊べるゲームだと思う。F2Pとはいえ課金要素は今のところはキャラのアンロックと倉庫拡張くらいなので無課金でも十分遊べそう。
個人的にはPath of Exileよりは遊びやすい。

公式サイト - Mervel Heroes