今月の13日から製品版の配信が始まった「PAYDAY 2」
予約の売り上げが好調だったらしく、発売前にして開発費とパブリッシャーである505 Gamesの投資額を回収してしまったらしい。
初代PAYDAYは所謂スルメゲーで、やればやるほど発見があり、面白さが増していくゲームだった。効率とスピードを重視するも良し、完全ステルスを狙うも良し、身を危険に晒して大金を狙うも良し、とプレイヤーの好きなように遊べたのだ。
それは2になっても変わっていない。
2になって大きく変わったものは武器とスキルの取得方法だろう。
1では選んだスキルによって取れる武器が決まっており、欲しい武器があったらそれに合ったスキルのレベルを上げ続けるしかなかった。
しかし、スキルのレベルには「レベル制限」が設けられており、スキルとは別に用意されている自身のレベルが上がらなければ選んだスキルを上げ続ける事が出来ず、レベル制限がかかっている間は他のスキルのレベルを上げを強制されるなど成長要素に自由度はあまり無かった。
2で武器は自身のレベルによってアンロックされるようになっており、レベルが上がる毎にスキルポイントが貰えるので、それを好きなように割り振る事でスキルを取得するシステムとなった。これは良い進化だと思う。
スキルは
・MASTERMIND
・ENFORCER
・TECHNISIAN
・GHOST
の4つに分かれており、スキルツリー方式になっている。
スキルツリーはTierというランク分けがあり、そのスキルツリーに振り分けたポイントが多くなればなるほどTierが上がっていき、有能なスキルを取れるようになっていく。スキルもBASICとACEがあり、BASICを取った後またポイントを振る事によってACEが取れる。例えばMASTERMINDのEnduranceというスキル、BASICだと自分のスタミナが増加するだけだが、ACEだと自分と仲間のスタミナが増加する。
スキルポイントは有限なので、計算しながら欲しいスキルがきちんと取れるよう計算する必要がある。まぁ、金を払えばスキルの振り直しも出来るのでそこまで気にする必要もないのだが、スキルポイントが増えれば増えるほどかかる費用も馬鹿にならないので計算するに越したことはない。
そして2から新要素としてCrime.netという項目からミッションを選択するようになった。
Crime.netを開くといくつかミッションが表示され、時間と共に消えたり現れたりするのだが、出現するのはランダムなので、同じミッションを何度も選ぶのが難しくなっている。
PAYDAY2はミッションが30以上になったと言われていたが、1では1つのミッションに30分近く(DIAMOND HEISTなど、ステルスを徹底していれば10分で終わるものもある)かかっていたものが、2では全体を通して30分かかるものが5〜10分で分割されているだけである。
スキルが揃っていれば30秒ほどで終わるミッションすらある。まぁ、35秒以内に強盗を終わらせる実績があるので予想していた人は多いだろう。
やれる事が増えたのはありがたいが、ミッションの面白さとしては1の方が上だった。
今現在、自分がやっている限りは“UKRANIAN JOB” “FOUR STORES”が効率が良いと思っている。
役割分担をちゃんとすれば4人coopでスムーズに終わらせられるので、気心の知れた友人がいるならやってみると良い。FOUR STORESはEnforcerのPortable Sawが、UKRANIAN JOBはTechnicianのShaped Chargeが必須だが。
ミッションクリアすると最後にカードをめくり、武器MOD、マスク(装飾品含む)、キャッシュのいずれかが手に入るのだが、完全なランダムなので欲しい物を手に入れるのは難しい。とりあえずマスク寄越せ。話はそれからだ。
今回はどこかに立ち止まってひたすら押し寄せる敵を倒し続けるというミッションが殆ど無いので、正直武器に関してそこまでこだわる必要はない。
「あーこれ使いやすーい」というのがあればそれを使い続ければいい。選択肢もそこまで広いわけではない。
しかし、Crime.netの使いにくさはどうにかならなかったのか。
やりたいミッションが出ないし、出たとしても望んだ難易度じゃないなんてことはしょっちゅうだ。このシステムはRPGとしてミッションを受けるキャラになりきれるという点では良かったのかもしれないけど、正直開発者の自己満足でしかない。やめてほしい。
経験値やミッションについても不満が残るが、バランス調整はするだろうし、ミッションもDLCが発表されているので、長い目で見れば…
1の正当進化なので、1が好きだった人は2も好きになれる。
安心して買おう。
Steam - PAYDAY2
Amazon.co.jp - Xbox360(輸入版)、PS3(輸入版)
2013年8月24日土曜日
2013年8月22日木曜日
実家に帰省してました。
盆ですね。
自分の実家は沖縄なので、「ウークイ」と呼ばれる旧盆最終日の行事に合わせての帰省です。旧盆初日の「ウンケー」は仕事が入っており行けませんでした。
まぁ、行事と言ってもやる事と言えば仏壇のある親戚の家に行ってウートートーして、ウチカビを焼くだけなのですが…
ウートートーというのは仏壇の前で手を合わせる事を言い、ウチカビというのは死後の世界で使うお金の事です。
ウチカビを焼く事で先祖にお金を持たせてあげる事が出来るのです。地獄の沙汰も金次第…なのかどうかは分かりませんが、お金は持っておいて損はないのでしょう。
行事自体は一日の夕方から夜にかけて終わるため、他の時間は暇を持て余してました。
AパンCパンとして有名な「あげパン工房 アントシモ」で全部のパンを買ってみたり、国際通りにある「ジャンプステーション沖縄」でお土産を買ったり。
三日間しかいなかったので出来たのはこれくらいですけどね。
夏の沖縄なのでかなり暑いと思われがちですが、沖縄の暑さはあくまで日差しのキツさにあるので、木陰に入ってしまえばそこまで暑くないんですよね。島国だから風も吹くし。
東京のほうがよっぽど暑い、うだるような暑さですよ。
もう少し時間があれば友人と遊べたのですけれどね、正月に帰るのであれば酒を酌み交わしたいものです。
2013年8月8日木曜日
「DEMPA MODELS X 100 COSPLAY」発売記念イベントに行って来ました。
8月6日、でんぱ組.incというアイドルグループのイベントに参加してきました。
興味あるのはみもりんだけではないのです。
今の自分はμ'sとでんぱ組.incが生きる糧と言っても過言ではないのです。
会場は御茶ノ水にあるWATERRAS COMMON HALL。
ファンクラブ限定イベントで、「DEMPA MODELS X 100 COSPLAY」という写真集発売記念トークショーです。
DEMPA MODELS X 100 COSPLAYはクリアストーンの人気コスプレシリーズであるトキメキグラフィティとでんぱ組.incがコラボしたものの発展形となっており、トキメキグラフィティ撮影写真50種類+50種類のコスプレ写真、計100種類ものコスプレ写真が掲載された写真集となっております。
この発売記念のトークショーイベントがFCサイトで観覧募集しており、運良く当選したので行って来ました。
会場は100人くらい収容出来る所で、参加者はだいたい80人くらいかな?
当選メールに整理番号が振られており、整理番号順に会場入りすると椅子が用意されているので好きな場所に座る事が出来、自分は30番台だったのだが、当然のごとく真ん中の前列は埋まっていた。
会場の後ろの方では当日の握手券付き写真集が売られており、イベント開始前に大行列が。
自分は列が少なくなってから買いに行きました。
物販列が途切れなかったり、雨が降っていたせいで遅れてしまった方がいたりとなんだかんだで18時開演が遅れ18時15分くらいにイベントが始まりました。
出演はでんぱ組.inc、須崎祐次(写真家)、下田亮(衣装担当/クリアストーン マーケティング部長)、上田智子(司会/フリーライター)の9名。
基本的には上田智子さんがでんぱ組.incに話を振り、合間合間に須崎さんや下田さんが話を挟んでいく感じでした。
・写真集の個人ページの一番前にメンバーが1ページ自由に使えるページが用意されているが、そこはどのような気持ちで描いたか
・自分のお気に入りの写真はどれか
・海外遠征が増えてきたが、その事に対してどう思うか
等の質問が上田さんから投げかけられ、それにでんぱ組.incが答えていき、須崎さんや下田さんが解説を加え、でんぱ組.incが脱線させ、上田さんがまた質問を投げかけ話を修正していくという流れ。他にも撮影時のポージングや衣装についての撮影秘話が盛り沢山でした。
約90分程度でトークショーは終わり、最後に握手会が始まりました。
握手会というものに参加するのが初めてで、自分のイメージではメンバーの誰かを選び、1人と握手して軽い会話を交わしたら終わりと思っていたのですが、ステージにメンバー6人がずらっと並び、順番に握手をしていくというものでした。他のグループアイドルでも握手会というのはこういうものなのかな?AKB系列は自分の推しを選ぶみたいだけど。
握手の順番は成瀬瑛美→古川未鈴→夢眠ねむ→最上もが→相沢梨紗→藤咲彩音の順。
握手会は正直、失敗だったなー。
生のでんぱ組.inc可愛いんですよ。やっぱりアイドルなんですわ。本人達前にしちゃうと頭真っ白で何も言えなくて。「すいません、こういうの初めてで……何話していいのか…」と全員に言ってました…は、恥ずかしい……
皆どうにか話をしてくれて、緊張しつつもどうにか絞り出せてた声が最上さんあたりでもう出なくなったのですが、自分が着ているシャツ(でんぱ組.inc関係ないただのシャツ)をいじってもらえたので救われました。最上さんありがとうございます。
何を喋ったのか覚えてるのは古川さんと最上さんだけで、ほんともう緊張しっぱなしでしたね。
古川さんは「話す機会があったらこれを言おう!」と思っていたことがあったので大丈夫だったんですけどね…
これ書いてる今も思い出して醜態を晒してしまった自分が恥ずかしいです。
そんなこんなで握手も終わり、スッと会場を後にし、帰路に就きました。
知り合いがいるわけでもなかったし、物販もイベント開始前だけだったのでイベント終了後はあっさりとしてた。
握手会だけが心残りでしたが、まぁ、もしまた同じようなイベントがあれば何を話すか考えてから望みます。
次参加するでんぱ組.incのイベントは9月16日の日比谷野外大音楽堂のワンマンライブだ。
楽しみだな~
興味あるのはみもりんだけではないのです。
今の自分はμ'sとでんぱ組.incが生きる糧と言っても過言ではないのです。
会場は御茶ノ水にあるWATERRAS COMMON HALL。
ファンクラブ限定イベントで、「DEMPA MODELS X 100 COSPLAY」という写真集発売記念トークショーです。
DEMPA MODELS X 100 COSPLAYはクリアストーンの人気コスプレシリーズであるトキメキグラフィティとでんぱ組.incがコラボしたものの発展形となっており、トキメキグラフィティ撮影写真50種類+50種類のコスプレ写真、計100種類ものコスプレ写真が掲載された写真集となっております。
この発売記念のトークショーイベントがFCサイトで観覧募集しており、運良く当選したので行って来ました。
会場は100人くらい収容出来る所で、参加者はだいたい80人くらいかな?
当選メールに整理番号が振られており、整理番号順に会場入りすると椅子が用意されているので好きな場所に座る事が出来、自分は30番台だったのだが、当然のごとく真ん中の前列は埋まっていた。
会場の後ろの方では当日の握手券付き写真集が売られており、イベント開始前に大行列が。
自分は列が少なくなってから買いに行きました。
物販列が途切れなかったり、雨が降っていたせいで遅れてしまった方がいたりとなんだかんだで18時開演が遅れ18時15分くらいにイベントが始まりました。
出演はでんぱ組.inc、須崎祐次(写真家)、下田亮(衣装担当/クリアストーン マーケティング部長)、上田智子(司会/フリーライター)の9名。
基本的には上田智子さんがでんぱ組.incに話を振り、合間合間に須崎さんや下田さんが話を挟んでいく感じでした。
・写真集の個人ページの一番前にメンバーが1ページ自由に使えるページが用意されているが、そこはどのような気持ちで描いたか
・自分のお気に入りの写真はどれか
・海外遠征が増えてきたが、その事に対してどう思うか
等の質問が上田さんから投げかけられ、それにでんぱ組.incが答えていき、須崎さんや下田さんが解説を加え、でんぱ組.incが脱線させ、上田さんがまた質問を投げかけ話を修正していくという流れ。他にも撮影時のポージングや衣装についての撮影秘話が盛り沢山でした。
約90分程度でトークショーは終わり、最後に握手会が始まりました。
握手会というものに参加するのが初めてで、自分のイメージではメンバーの誰かを選び、1人と握手して軽い会話を交わしたら終わりと思っていたのですが、ステージにメンバー6人がずらっと並び、順番に握手をしていくというものでした。他のグループアイドルでも握手会というのはこういうものなのかな?AKB系列は自分の推しを選ぶみたいだけど。
握手の順番は成瀬瑛美→古川未鈴→夢眠ねむ→最上もが→相沢梨紗→藤咲彩音の順。
握手会は正直、失敗だったなー。
生のでんぱ組.inc可愛いんですよ。やっぱりアイドルなんですわ。本人達前にしちゃうと頭真っ白で何も言えなくて。「すいません、こういうの初めてで……何話していいのか…」と全員に言ってました…は、恥ずかしい……
皆どうにか話をしてくれて、緊張しつつもどうにか絞り出せてた声が最上さんあたりでもう出なくなったのですが、自分が着ているシャツ(でんぱ組.inc関係ないただのシャツ)をいじってもらえたので救われました。最上さんありがとうございます。
何を喋ったのか覚えてるのは古川さんと最上さんだけで、ほんともう緊張しっぱなしでしたね。
古川さんは「話す機会があったらこれを言おう!」と思っていたことがあったので大丈夫だったんですけどね…
これ書いてる今も思い出して醜態を晒してしまった自分が恥ずかしいです。
そんなこんなで握手も終わり、スッと会場を後にし、帰路に就きました。
知り合いがいるわけでもなかったし、物販もイベント開始前だけだったのでイベント終了後はあっさりとしてた。
握手会だけが心残りでしたが、まぁ、もしまた同じようなイベントがあれば何を話すか考えてから望みます。
次参加するでんぱ組.incのイベントは9月16日の日比谷野外大音楽堂のワンマンライブだ。
楽しみだな~
Amazon.co.jp - DEMPA MODELS ×100 COSPLAY
2013年8月1日木曜日
インディーズノススメ #4 「Cubeworld」
えぇ、先月も忘れてました。もう不定期連載ってことにします!許してください!
…さて、今回紹介するのはCubeworld、α版が配信されたばかりのインディーズゲームだ。
「ああ、またMinecraftのパクりか」
確かに、パッと見そう見える。Minecraftがヒットしてからというものこのようなボクセルタイプのゲームが爆発的に増えた。
このCubeworldもその流れに乗った一つの作品だ。それは間違いない。実際製作者の一人であるWollay氏はMinecraftを開発しているMojangで働いていた事もある。
しかし、「MinecraftにRPG要素を足したものでしょ?」と思って買ってしまうと痛い目を見る。
CubeworldはボクセルベースのオープンワールドRPGがメインであって、クラフト要素はRPGによくある合成レベルのものしかない。
もちろんブロックを自分で壊すことも出来ないし、積み上げることも出来ない。
自分がアクセス出来るのは“これは触れられますよ”と用意されているものだけだ。
それも意味があるのはフィールドに存在する、壊したらアイテムを落とすオブジェクトだけ。
街を見つけたとしても、その街に存在する宝箱などは何も入ってないものしかない。これはα版でまだ製作途中だから導入されてないだけだと思われる。製品版、もしくはβ版あたりで実装されるのだろう。
ゲームシステムは典型的なH&Sで、フィールドを探索し、ダンジョンを見つけたらアイテム求めて特攻し、街で換金or強い装備をクラフトというものだ。
キャラ作成時に選べる種族はヒューマン、エルフ、ドワーフ、ゴブリン、オーク、リザードマン、アンデッド、フロッグマンの8種類。単純に見た目のみなので、好みのものを選ぼう。ゴブリン、オーク、リザードマン、フロッグマンと、選べる種族の半分が緑色なのは開発者の趣味なのだろうか…
種族以外にクラスもあり、ウォーリアー、スピリットメイジ、ローグ、レンジャーの4種類。クラスによって扱える武器が変わってくるので、Wikiなどを見てやりたいクラスを選ぼう。
自分は紫色のモヒカンがトレードマークのアンデッド、ローグにしました。
ワールドを作ったら世界に放り出されるので、やりたい事を探さないといけない。
とりあえず街を探すのがいいかもしれない。道具屋や武器屋などがある。
道中、色んなモブに出くわすと思う。
モブはヘルスバーの上に種族が書いてあるのだが、“名前が赤くなるにつれて自分よりレベルが高くなっていってる”ので注意。真っ赤な敵とか瞬殺されます。
ヘルスバーの色によって友好的か敵対的か分かる仕様になっているので、名前が赤いからといって友好的な人にビビらないようにしよう。
最初のうちは死にまくる。すぐ死ぬ。名前が青でも人型二人相手だと死ぬ。メイジ相手だと近づくことすら出来ずに死ぬ。ブーメラン持ってる相手だと気づいたら死ぬ。逃げてる最中に高台から足滑らせ落ちて気絶してる間にボコられて死ぬ。死んでリスポーンしたと思ったらいきなりオーガに殴られて死ぬ。
とりあえず死ぬ。
さて、死なないようにするにはどうしたらいいだろう。
金貯めて装備強くする?
弱い奴を集中して狙う?
どれも正解。だが装備にはステータス制限があるし弱い奴を倒してレベル上げは時間がかかる。
そこでとっておきの方法を教えよう。
それは
“友好的なNPCに殺してもらう”
という方法だ。
……まぁ、正直、褒められた戦い方ではないのは認めよう。だが、これが最も安全かつ効率の良い経験値の稼ぎ方なのだ。
やり方は簡単、友好的なNPCを見つけたら敵を殴って引き付けつつそのNPCのところまで行くだけ。後はNPCが殺してくれる。近くでグルグル回ってたら経験値入ってきます。
α版ということで未実装の機能が多い。あくまでこういう世界で、こういうスタイルのゲームになりますというガワだけを触れると思ったほうがいい。
クエストも簡素なものしかないので、ひたすらダンジョンに潜るだけのゲームが好きな人は楽しめるだろう。
Cubeworldは公式サイトにてα版が現在15ユーロ、約2000円で販売中。
β、製品版と上がっていくにつれ値段が上がっていくので、とりあえず今買っておいて寝かせておくのもアリかもしれない。
Cubeworld - 公式サイト
…さて、今回紹介するのはCubeworld、α版が配信されたばかりのインディーズゲームだ。
「ああ、またMinecraftのパクりか」
確かに、パッと見そう見える。Minecraftがヒットしてからというものこのようなボクセルタイプのゲームが爆発的に増えた。
このCubeworldもその流れに乗った一つの作品だ。それは間違いない。実際製作者の一人であるWollay氏はMinecraftを開発しているMojangで働いていた事もある。
しかし、「MinecraftにRPG要素を足したものでしょ?」と思って買ってしまうと痛い目を見る。
CubeworldはボクセルベースのオープンワールドRPGがメインであって、クラフト要素はRPGによくある合成レベルのものしかない。
もちろんブロックを自分で壊すことも出来ないし、積み上げることも出来ない。
自分がアクセス出来るのは“これは触れられますよ”と用意されているものだけだ。
それも意味があるのはフィールドに存在する、壊したらアイテムを落とすオブジェクトだけ。
街を見つけたとしても、その街に存在する宝箱などは何も入ってないものしかない。これはα版でまだ製作途中だから導入されてないだけだと思われる。製品版、もしくはβ版あたりで実装されるのだろう。
ゲームシステムは典型的なH&Sで、フィールドを探索し、ダンジョンを見つけたらアイテム求めて特攻し、街で換金or強い装備をクラフトというものだ。
キャラ作成時に選べる種族はヒューマン、エルフ、ドワーフ、ゴブリン、オーク、リザードマン、アンデッド、フロッグマンの8種類。単純に見た目のみなので、好みのものを選ぼう。ゴブリン、オーク、リザードマン、フロッグマンと、選べる種族の半分が緑色なのは開発者の趣味なのだろうか…
種族以外にクラスもあり、ウォーリアー、スピリットメイジ、ローグ、レンジャーの4種類。クラスによって扱える武器が変わってくるので、Wikiなどを見てやりたいクラスを選ぼう。
自分は紫色のモヒカンがトレードマークのアンデッド、ローグにしました。
ワールドを作ったら世界に放り出されるので、やりたい事を探さないといけない。
とりあえず街を探すのがいいかもしれない。道具屋や武器屋などがある。
道中、色んなモブに出くわすと思う。
モブはヘルスバーの上に種族が書いてあるのだが、“名前が赤くなるにつれて自分よりレベルが高くなっていってる”ので注意。真っ赤な敵とか瞬殺されます。
ヘルスバーの色によって友好的か敵対的か分かる仕様になっているので、名前が赤いからといって友好的な人にビビらないようにしよう。
最初のうちは死にまくる。すぐ死ぬ。名前が青でも人型二人相手だと死ぬ。メイジ相手だと近づくことすら出来ずに死ぬ。ブーメラン持ってる相手だと気づいたら死ぬ。逃げてる最中に高台から足滑らせ落ちて気絶してる間にボコられて死ぬ。死んでリスポーンしたと思ったらいきなりオーガに殴られて死ぬ。
とりあえず死ぬ。
さて、死なないようにするにはどうしたらいいだろう。
金貯めて装備強くする?
弱い奴を集中して狙う?
どれも正解。だが装備にはステータス制限があるし弱い奴を倒してレベル上げは時間がかかる。
そこでとっておきの方法を教えよう。
それは
“友好的なNPCに殺してもらう”
という方法だ。
……まぁ、正直、褒められた戦い方ではないのは認めよう。だが、これが最も安全かつ効率の良い経験値の稼ぎ方なのだ。
やり方は簡単、友好的なNPCを見つけたら敵を殴って引き付けつつそのNPCのところまで行くだけ。後はNPCが殺してくれる。近くでグルグル回ってたら経験値入ってきます。
α版ということで未実装の機能が多い。あくまでこういう世界で、こういうスタイルのゲームになりますというガワだけを触れると思ったほうがいい。
クエストも簡素なものしかないので、ひたすらダンジョンに潜るだけのゲームが好きな人は楽しめるだろう。
Cubeworldは公式サイトにてα版が現在15ユーロ、約2000円で販売中。
β、製品版と上がっていくにつれ値段が上がっていくので、とりあえず今買っておいて寝かせておくのもアリかもしれない。
Cubeworld - 公式サイト
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