2013年8月1日木曜日

インディーズノススメ #4 「Cubeworld」

えぇ、先月も忘れてました。もう不定期連載ってことにします!許してください!
…さて、今回紹介するのはCubeworld、α版が配信されたばかりのインディーズゲームだ。

「ああ、またMinecraftのパクりか」
確かに、パッと見そう見える。Minecraftがヒットしてからというものこのようなボクセルタイプのゲームが爆発的に増えた。
このCubeworldもその流れに乗った一つの作品だ。それは間違いない。実際製作者の一人であるWollay氏はMinecraftを開発しているMojangで働いていた事もある。
しかし、「MinecraftにRPG要素を足したものでしょ?」と思って買ってしまうと痛い目を見る。
CubeworldはボクセルベースのオープンワールドRPGがメインであって、クラフト要素はRPGによくある合成レベルのものしかない。
もちろんブロックを自分で壊すことも出来ないし、積み上げることも出来ない。
自分がアクセス出来るのは“これは触れられますよ”と用意されているものだけだ。
それも意味があるのはフィールドに存在する、壊したらアイテムを落とすオブジェクトだけ。
街を見つけたとしても、その街に存在する宝箱などは何も入ってないものしかない。これはα版でまだ製作途中だから導入されてないだけだと思われる。製品版、もしくはβ版あたりで実装されるのだろう。
ゲームシステムは典型的なH&Sで、フィールドを探索し、ダンジョンを見つけたらアイテム求めて特攻し、街で換金or強い装備をクラフトというものだ。

キャラ作成時に選べる種族はヒューマン、エルフ、ドワーフ、ゴブリン、オーク、リザードマン、アンデッド、フロッグマンの8種類。単純に見た目のみなので、好みのものを選ぼう。ゴブリン、オーク、リザードマン、フロッグマンと、選べる種族の半分が緑色なのは開発者の趣味なのだろうか…
種族以外にクラスもあり、ウォーリアー、スピリットメイジ、ローグ、レンジャーの4種類。クラスによって扱える武器が変わってくるので、Wikiなどを見てやりたいクラスを選ぼう。
自分は紫色のモヒカンがトレードマークのアンデッド、ローグにしました。
ワールドを作ったら世界に放り出されるので、やりたい事を探さないといけない。
とりあえず街を探すのがいいかもしれない。道具屋や武器屋などがある。
道中、色んなモブに出くわすと思う。
モブはヘルスバーの上に種族が書いてあるのだが、“名前が赤くなるにつれて自分よりレベルが高くなっていってる”ので注意。真っ赤な敵とか瞬殺されます。
ヘルスバーの色によって友好的敵対的か分かる仕様になっているので、名前が赤いからといって友好的な人にビビらないようにしよう。
最初のうちは死にまくる。すぐ死ぬ。名前が青でも人型二人相手だと死ぬ。メイジ相手だと近づくことすら出来ずに死ぬ。ブーメラン持ってる相手だと気づいたら死ぬ。逃げてる最中に高台から足滑らせ落ちて気絶してる間にボコられて死ぬ。死んでリスポーンしたと思ったらいきなりオーガに殴られて死ぬ。
とりあえず死ぬ。
さて、死なないようにするにはどうしたらいいだろう。
金貯めて装備強くする?
弱い奴を集中して狙う?
どれも正解。だが装備にはステータス制限があるし弱い奴を倒してレベル上げは時間がかかる。
そこでとっておきの方法を教えよう。
それは
“友好的なNPCに殺してもらう”
という方法だ。

……まぁ、正直、褒められた戦い方ではないのは認めよう。だが、これが最も安全かつ効率の良い経験値の稼ぎ方なのだ。
やり方は簡単、友好的なNPCを見つけたら敵を殴って引き付けつつそのNPCのところまで行くだけ。後はNPCが殺してくれる。近くでグルグル回ってたら経験値入ってきます。

α版ということで未実装の機能が多い。あくまでこういう世界で、こういうスタイルのゲームになりますというガワだけを触れると思ったほうがいい。
クエストも簡素なものしかないので、ひたすらダンジョンに潜るだけのゲームが好きな人は楽しめるだろう。
Cubeworldは公式サイトにてα版が現在15ユーロ、約2000円で販売中。
β、製品版と上がっていくにつれ値段が上がっていくので、とりあえず今買っておいて寝かせておくのもアリかもしれない。

Cubeworld - 公式サイト

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